住宅の建設費用を安くする方法9選

雑談
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こんにちは。バツイチバフェットです。

本日は、長年住宅設計をしていた僕がおすすめする、住宅の建設費用を安くするちょっとした方法をご紹介します。

住宅の性能や外観をなるべく変えずに、見えない部分を少し工夫するだけで住宅の建設費用を安く抑えることができますよ。

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壁紙(クロス)を部屋別や天井毎に変える

壁紙もピンキリであります。

天井はなるべくシンプルにする方が良いので、壁紙はあえて壁で使用するものとは異なるものを使用し、単価の安いものを使用することをおすすめします。

また、子供部屋や納戸の壁紙も単価が安いものを使用するのもおすすめです。

壁紙はすべて同じにする必要はないのね!

コンセントの数

コンセントの設置費用は、住宅メーカー等により1つ1つ見積もりに計上する会社とまとめて計上している会社と2種類あります。

1つ1つ見積もりに計上してある会社の場合は、設計図書と個数をきちんと照らし合わせて数が間違っていないかを確認してください。

逆にまとめて計上してある会社の場合は、1つや2つ追加しても見積もりに影響しない場合があるので、必要に応じて気持ち多めに設置するのもおすすめですよ。

照明器具を持ち込み(施主支給品)とする

住宅に設置する設備(キッチンやお風呂、トイレや換気扇)等はすべて、メーカーの卸値に住宅メーカーの利益を上乗せてあるものです。

その利益の中には、保証料等も含むため住宅メーカーが利益を上乗せすることは仕方がないのです。

しかし、照明器具は保証といっても大きく壊れるものでもないので、施主がメーカーから直接照明器具を購入し、工事現場に持ち込んで大工さんに取り付けを依頼することも可能です。

もちろん、施主支給品は住宅メーカーの「保証対象外」となります。(ただし、商品そのものの保証は直接購入したメーカーにはあります)

楽天やAmazon等の通販で照明器具を購入するとかなり費用を抑えることができるので、是非住宅メーカーの営業マンに相談してみてください。

おすすめは、施主支給品にすることを言わず、住宅メーカーから照明器具の提案を受けて後、同じ商品をネットで購入することですね。

棚板を余った床板に

棚や壁に貼る板等ちょっとした部分に木材を使用する提案が出てくる場合、その木材を「余った床板」にするだけで、費用を安くすることができる場合があります

「余った床板」でなくても、家で使用する予定の床板と異なる色を使用したい場合でも、普通の木材より安くなる場合があるので設計士さんに相談してみてください。

床板は意外と余りやすいので、施工会社が在庫で持っている場合があります。

その「余った床板」を使うことも相談できるので是非相談してみてください。

収納(クローゼット)内の壁紙(クロス)

人が入らない小さな収納であれば、壁紙を貼らずに「化粧石膏ボード」を使用する方が費用を抑えることができる場合があります。

特に、収納(クローゼット)の数が多い住宅になると、チリも積もればという感じで費用が安くなる場合がありますよ。

化粧石膏ボードとは、石膏ボードに白色の塗装がされていている石膏ボードです。

軒先の長さを変更する。

軒先とは、下記の写真のような屋根の庇部分を言います。

ここを短くすることで、瓦を使用する量や、骨組みの長さが減るので建設費が安くなります。

外観は少しだけ変化しますが、生活にはほとんど影響ありませんので、設計士に相談してみてください。

屋根の形状にもよりますが、屋根全体を短くせずに部分(あまり見えない部分)だけ短くすることもできますので是非検討してみてください。

外構は別の会社に依頼する。

住宅メーカは外構(駐車場の舗装やカーポート等)工事を直接請け負うところは少なく、別の会社に委託することがほとんどです。

その場合は外構請負業者の取り分に住宅メーカーの利益を計上することが予想されます。

なので、住宅メーカーが紹介する外構工事業者には依頼せず、住宅メーカーと全く関係のない会社へ依頼する方が費用が安くなる場合があります。

ただ、デメリットとしては自分で会社を探すことが必要で、住宅工事とは別に工事することになるので、住宅が完成後、引っ越しした後に外構工事が始まることとなる場合も考えられます。

理由は住宅メーカーと繋がりのない会社が工事を行うの場合、住宅メーカーの責任の範囲外となるので、住宅工事中に別の工事を入ると事故等があった場合責任の所在が分からなくなるからです。

複数の外構工事業者に見積もりを取ることで、安くなる場合があるのでおすすめですが、メリットデメリットをしっかり理解して工事を依頼しましょう。

工事単価を確認する。

住宅に限らず、外構工事に係る色々な「工事単価」は住宅メーカーによってバラバラです。

本当に正しい単価かどうかは、必ずチェックしましょう。

一般財団法人経済調査会のホームページで、さまざまな工事単価が載っているので是非参考にしてください。

https://www.zai-keicho.or.jp/sample/

補助金を活用する。

皆さんのお住まいの自治体が住宅建設費の一部を補助する制度を持っている場合があります。

主に定住促進のための補助金が多いと思いますが、一度確認することをおすすめします。

住宅メーカーによっては、補助金に対応できない仕様な場合があるので、住宅メーカー選びの決定打になることもあります。

下記のホームページで補助金が確認できます。

地方公共団体における住宅リフォーム支援制度検索サイト
地方公共団体における住宅リフォーム支援制度を、都道府県・市区町村ごとに検索できます。

最後に

ちょっとしたこで、意外と費用を安く抑えることができます。

最後は住宅メーカーの設計士さんに「少し仕様を落としてでも安くなる方法ありませんか」と相談すると、意外と良い提案が出てくるかもしれません。

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