こんにちは。バツイチバフェットです。
本日は、先日やっとiDeCoが開始できましたので、これから始めようと考えている方へ始め方をご紹介します。
僕は楽天証券でiDeCoを開設したので、それについての解説になります。
iDeCoとは
・個人型確定拠出年金(iDeCo)は、掛金を自分自身で運用しながら積み立てて原則60歳以降に受け取る積立て年金のようなものです。
・掛金は毎月5,000円から1,000円単位で選ぶことができ、年金の加入職種や状況により、掛金額の上限が異なります。
国民年金の加入状況 | 具体例 | 掛け金の拠出額の上限 |
第1号被保険者 | 自営業者等 | 月額68,000円 (年額816,000円) |
第2号被保険者 | 企業型DCのない会社の会社員 | 月額23,000円 (年額276,000円) |
企業型DCに加入している会社の会社員 | 月額20,000円 (年額240,000円) |
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給付建て年金加入者、公務員 | 月額12,000円 (年額144,000円) |
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第3号被保険者 | 専業主婦(夫)など | 月額23,0000円 (年額276,000円) |
・運用できる商品は、「投資信託」や「定期預金」などです。
楽天証券でiDeCoの申し込み
iDeCoの申し込みの際に必要な情報で一番大切なのは「年金番号」が必要なことです。
申し込むときに必ず必要ではないのですが、結局後から必要になるので、申し込みする際は「年金番号」を手元に持っておく必要があります。
申し込み後1週間程度で楽天証券から書類が届きます。
第2号加入者に係る事業主の証明書の準備
楽天証券からの書類が届きますが、その中で準備するものは下記のもの。
- ①個人型年金加入申出書
- ②預金鋼材振替依頼書 兼 自動支払利用申込書
- ③第2号加入者に係る事業主の証明書
- ④加入者用別掛金登録・変更届
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①と②は記入例に沿って記入するだけなので簡単ですが、③と④はちょっと面倒でした。
③の「第2号加入者に係る事業主の証明書」とは勤務先に申請者が第2号被保険者であることを証明してもらうことが目的のようです。
様式は参考に東京海上日動のホームページのものを載せています。(ちょっと違いますが、ほとんど同じです。)
勤務先に渡し、印鑑等をもらう必要があるため、組織が大きいほど時間がかかると思いますので、早めに勤務先に依頼しましょう。
加入者月別掛金額登録・変更届
この書類は、毎月支払う金額の年間計画書のようなものを作成するものです。
書類は下記のような書類です。

ここで記入ミスがあると、書類が一度返却され解説まで時間がかかります。
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僕はこの書類を書き間違えて書類のやり取りが増えたため、開設に時間がかかりました。
この書類は受付金機関に申出をした月の翌々月から反映するものです。
僕は9月に中旬の送付したのに10月分(翌月)から金額を設定していたため、11月へ変更する修正依頼がありました。
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僕の場合は11月分から金額を設定する必要があったのですが、10月からとしていたため修正しました。
本当は11月から開始できたはずなのに、そのせいで12月からのスタートになってしまいました。
皆さんも十分気を付けてくださいね。
国民年金連合会からの通知書
書類を送付し待つこと約2か月、書類が3種類送られていきます。
しかも、すべて別々の封筒で来ます。
- ①個人年金加入確認通知書(国民年金連合会)※A4サイズ
- ②確定拠出年金パスワード(JIS&T)※はがきサイズ
- ③加入者引落予定のお知らせ(国民年金連合会)※A4サイズ
楽天証券のホームページのiDeCo画面へ行き、②のパスワード等を使いログインするとiDeCoがスタートします。
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書類が届いても、すぐにログインできるわけではないため注意してください。
書類が到着しても、楽天証券側の準備が数日必要のようで、毎月18日以降でないとログインできないようです。
18日以前だとログインパスワードを入力しても、「パスワードが間違っています」と表示されます。
※下図は楽天証券ホームページから引用
投資信託会社の選定
毎月の掛け金をどの投資信託に分配するかを決める必要があります。
投資信託のおすすめの選び方は下記のとおり
- ①日本国内だけに絞らず外国も選ぶこと
- ②長期的な運用が前提なのでハイリスクな投資信託は選ばないこと
- ③ファンドの管理費用が低い会社を選ぶこと
- ④債券と株とのバランスを考えること
- ⑤投資信託の純資産が大きいものを選ぶこと
①日本国内だけに絞らず外国も選ぶこと
・日本より米国の方が株の取引き規模が大きく、今後も成長も期待できます。
・また、新興国も最近成長が期待できる状況なので、日本にこだわらず世界に目を向けることが必要です。
②長期的な運用が前提なのでハイリスクな投資信託は選ばないこと
・iDeCoは長期的な運用が前提なのでインデックス投資のようにリスクを抑え、複利の力で資産を増やす投資方法が向いています。
・高いリスクを取る必要はありません。
③ファンドの管理費用が低い会社を選ぶこと
・毎年引かれる管理費用はバカになりません。1%かかる場合100万円預けると99万円になるということです。
④債券と株とのバランスを考えること
・債券はローリスクですが、ローリターンです。今後の経済状況によって債券を取得することも必要と思いますが、現状の株高市場を見る限り、株式を多くする方が良いかと思います。
・どちらかに偏りすぎるのは逆にリスクとなることを忘れないでください。
⑤投資信託の純資産が大きいものを選ぶこと
・純資産が大きいほど運用する金額も多くなり、利益を生みやすくなります。
僕が選んだ投資信託
2020年12月22日時点で僕が選んだ投資信託は下記のとおり
①楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))
②インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式
③たわらノーロード 先進国株式
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債券ないじゃん!と思われたかもしれませんが、現状の株高市場がしばらく続くことが予想されるため、株式重視のリスクをとってもよいと思います。
株価の低迷が続きそうな状況になった際は債券も組み込みたいと思います。
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