こんにちは。バツイチバフェットです。
テントを紹介したいと思いましたが、世の中に出ているテントの種類が多すぎて、紹介しきれません。
本日は僕が使っているテンマクデザインの「サーカスTC DX」について紹介します。
テンマクデザイン
テンマクデザインは、アウトトドアショップ「WILD-1」が展開している自社ブランドです。「tent-Mark DESIGNS」と書きます。
WILD-1は日本生まれの企業で、“野営こそアウトドアの神髄”がコンセプトとています。
テンマクデザインのキャンプギアは、日本の気候やキャンプスタイルを熟知した、扱いやすくシンプルなデザインが特徴です。
テントを中心に機能的でおしゃれなキャンプギアを多数販売しており、同ブランドから出ているアウトドア界の著名人とのコラボレーションギアも人気です。
テンマク(天幕)とはテントのことを意味しています。
サーカスTC
サーカスとは、テンマクデザインが出している三角形のテントで、骨組みが1本のみで成り立っているテントです。
名前のとおり「サーカスのテント」をイメージしているのね。
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TCって?
一般的なテントはポリエステルやナイロン素材でできています。
このサーカスTCの「TC」とは、「ポリコットン」を指します。
ポリコットンというのは、ポリエステルとコットンが混ざった素材の事です。
T/Cというのはテトロン / コットンの頭文字だそうです。
テトロンというのはポリエステルの商標です。
TC(ポリコットン)のメリット
丈夫・シワになりにくい・乾きやすい
ポリコットンはポリエステルとコットンの良いとこどりをしています。
ポリエステルの良い部分である、丈夫・シワになりにくい・乾きやすいという部分と、コットンの良い部分である風合い・通気性・吸湿性の両方を兼ね備えています。
また、コットンは水を含むと膨張するという特徴があり、雨が降って水を含むと自ら生地の隙間を埋めてくれるため耐水圧が高くなくても雨が下まで落ちるのを防いでくれます。
「乾きやすさ」はあくまでも普通のコットンと比べたら乾きやすいというだけで、ポリエステルのテントと比べると乾きづらいですね。
火の粉に強い
ポリエステルの融点は260度程度です。
ポリエステルのテントに火の粉が付いたらすぐに溶けて穴が空いてしまいます。
小学生の頃、父と初キャンプしたときにテントに穴を開けてしまった苦い思い出があります。
綿の発火点も260度程度ですが、火の粉が少し付いても溶けることもなく、また発火することもありません。
しかし、生地全体が熱されていたり、火の粉が大量にかかったりすると発火点を超え、燃えて穴があくこともありますので近くで焚き火をする時には注意は必要です。
結露しにくい
生地が湿気を吸収しやすいので、結露ができにくいのが特徴です。
ただし、生地が湿気を含んでいるので十分に乾かす必要がります。
光を通しにくい
キャンプしていて、朝日が眩しくて目が覚めたという人もいると思います。
ポリエステルのテントは光を通しやすいので、夏だと5時代には周りが明るくなり、目が覚めてしまいます。
ポリコットンは光を通しにくいので、光がまぶしくて目が覚めるということも少ないと思います。
TC(ポリコットン)のデメリット
重い
コットンはポリエステル等より重いのが特徴です。
素材やサイズにもよりますが布地だけでなかなかの重さになります。
重いと広げたりたたんだりがしづらくなりますね。
ポリコットンのサーカスTCDXの幕だけの重量は(約)7.0kgですが、ポリエステルのサーカスSTDXの幕だけの重量は(約)4.5kgと約2.5kg異なります。
また、汚れもつきやすく落ちにくいのもコットン素材のデメリットです。
さらにポリエステルのものに比べると乾きづらいのもデメリット。濡れたあとはしっかり乾燥しないとカビの心配もあります。
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サーカスTCDXとは
サーカスTCとサーカスTCDXの違い
DXが付いているものとそうで無い物の違いは、庇部分が付いているかどうかです。
【サーカスTC】
提供:テンマクデザイン
三角形の布が5枚ある三角形のテントです。
デメリットとして、出入口を開けた状態で雨が降ってくると、テントの中心部分近くまで雨が降りこんでしまいます。
【サーカスTCDX】
提供:テンマクデザイン
雨が降っても、振り込みにくいよう、三角形の生地を1枚追加しています。
しかし、出入口を閉じる場合は、庇部分も閉じてしますため見た目は同じ状態にあります。
唯一のデメリットは、出入口を閉じた場合布が1枚余るためテント内で「ダラーん」と垂れた状態になることですね。
サーカスTCDXのオプション
先ほど説明した閉じた場合に布が余るというデメリットを改善して、さらに居住空間を広げることができるオプションが販売されました。
その名も「フロントフラップ」です。
庇がある状態で出入口を閉じることができる上にテントが広くなります。
窓が付いているものとついていないものがありますが、おすすめは通気性が上がる「窓付き」です。
ワンポールのデメリットでもあるんですが、屋根が三角形になっているため、床辺りの面積は非いのですが、天井付近の面積は小さいため、見た目より居住空間は狭いのです。
しかし、フロントフラップを付けると空間が広がるため、一気に居住性がアップします。
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奥の空間が広がるため、石油ストーブ等を置いても圧迫感がありません。
サーカスTCテントのたたみ方
綺麗にたたまないと収納袋に入りません。
一人でもたたみやすい方法を下記の記事で紹介しています。
最後に
ワンポールテントは設営や撤収が簡単です。
天井も高く、出入り時にかがむこともないため、快適に過ごすことができます。
是非、1度ポリコットンの質感や重みを体感してみてください。
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